ANAの株主優待は旅行や出張、SFC修行に非常に役立ちます。今回は誰でも(株主じゃなくても)使えるANA株主優待のメリット、デメリットや使い方などを徹底的にご紹介していきます。私もSFC修行で非常に役立ちました。
[ad#co-1]ANA株主優待とは
ANAの株を3月末、9月末時点で100株以上持っていると、ANA国内線の搭乗優待をはじめ、ANAグループ各社・提携ホテルで利用できる株主優待を受けることができます。
本来は株主に対する優待ですが、株主でなくても利用は可能です。
ANA国内全路線(コードシェア便含む)の片道1区間が「株主優待割引運賃」(片道普通運賃の50%割引、小児*の場合は小児運賃の50%割引)でご利用になれます。
*搭乗日の年齢が満3~11歳の方
普通運賃の50%割引で購入することができます。さらに普通席、プレミアムクラス(実際には50%弱〜強の割引)どちらとも利用可能です。ただし、価格に関しては旅割やプレミアム旅割28の方が安いことがほとんどです。
ANA株主優待のメリットとは
ではANA株主優待のメリットとは一体なんなのかをご紹介します。実際に私もSFC修行にて7回分株主優待割引にて発券しました。これがあり本当に助かりました。
- とにかく予約が取りやすい(土、日、祝、繁忙期でもOK)
- 予約便の変更が可能
- キャンセルしてもかかるのは430円(1区間につき)だけ
- 1区間ごとの予約であれば「株主優待割引運賃」と他の割引運賃を使える
- 時期、時間帯によっては「プレミアム旅割28」よりも安い場合がある
- 予約時に株主優待は必要なし
- 他航空会社が運航するANA便名のコードシェア便も利用できる
ANA株主優待でとにかく役立ったのは「圧倒的に予約が取りやすい」ことです。特にプレミアムクラスは非常に人気なので低価格の「プレミアム旅割28」はすぐに予約が埋まって行きますが、株主優待割引はけっこう予定日が迫ってきても取れることが多いです。
こちらは2018年6月10日(日)の羽田ー那覇のプレミアムクラスの予約ですが、「プレミアム旅割28」は既に満席となっていますが、「株主優待割引」はどの時間帯でも空いています。ちなみに確認したのは5月11日です。
土日祝日のプレミアム旅割28は予約が非常に困難です。しかし株主優待は余裕で予約が取れます。しかも時間帯によってはそんなに値段の差がありません。(株主でなければ株主優待を別途購入する必要がありますが・・・後述します)
私もSFC修行の時、日程に不安がある時躊躇していたら私の乗りたい時間のプレミアム旅割28は満席となってしまいました。そんな時は迷わず株主優待割引で予約を入れました。万が一行けなかった時の変更ができるのは非常にありがたいです。行けなくても片道430円払うだけですし。
プレミアム旅割28 | 株主優待割引 | |
価格 | 一番安い | 安い |
価格の変動 | 時期、時間によって変動あり | 時期によってだけ変動あり |
予約・販売期間 | 予約・販売開始日から搭乗日28日前まで | 搭乗日2ヵ月前9:30~搭乗当日 |
予約便の変更 | 不可 | 可 |
払い戻し手数料 | 430円 | 430円 |
取消手数料 | 運賃の0〜100% | なし |
プレミアム旅割28と株主優待割引を比較してみました。結果からいうと、とにかく安くは「プレミアム旅割28」を選び、早めの予約ができない、もしかしたら変更あるかもなどの場合は「株主優待割引」を選びましょう。
ただ、例外もあります。
今年3月の羽田ー那覇のプレミアムクラスの予約ですが、株主優待割引の方が安い設定でした。このように時期、時間帯、路線によっては最安値になってることもあるので見逃せません。
また、1区間ごとの予約であれば「株主優待割引運賃」と他の割引運賃を使えます。これもけっこう使えます。往路は希望する時間に「プレミアム旅割28」の空きがあるけど、復路に空きがない場合は
- 往路;プレミアム旅割28
- 復路;株主優待割引
といった形の予約をそれぞれやります。往復の予約をいっぺんにするとエラーとなりますので、必ず1区間毎に予約しましょう。
[ad#co-2]ANA株主優待のデメリット
- 株主でない方は株主優待を購入しなければならない
- 一部の便は販売座席数に制限がある
- 運賃最安値はほとんどない
そんなにデメリットはないですが、株主でない方は株主優待の購入が必要なのが少しめんどくさいです。購入は金券ショップやヤフオクなどで購入できます。
また座席数に制限があることもありますので事前に確認してみましょう!
ANA株主優待の使い方
株主優待の使い方は非常に簡単です。
- 株主優待割引運賃・プレミアム株主優待割引運賃で予約
- 航空券の購入
- 株主優待番号とパスワードを登録する
これだけです。違いは「株主優待番号とパスワードを登録する」という点だけです。搭乗に関してはスキップサービスが利用できます。
重要な点は株主優待で予約・購入する時に「株主優待は必要ない」ということです。搭乗日までに「株主優待番号とパスワード」があればOKなんです。先に予約だけして後から株主優待を購入で全然OKです!
上の画像の株主優待の案内書を準備し、できたら搭乗日の前日までに株主優待番号の登録をしましょう(当日でも可)。株主優待番号は記載あるものをそのまま入力、パスワードはスクラッチを削り出てきた番号を入力しましょう。
スクラッチを削るのは間違いなく搭乗する予定の時のみ削り番号を登録しましょう。最悪使わない場合はスクラッチを削ってなければ、金券ショップやヤフオクで売れます。
スクラッチを削る時は「軽くこすってください」の記載通り「軽く」やりましょう。私は普通に削ったのに番号がかすれてしまい、非常に困ったことがありました。
まとめ
今回はANA株主優待割引の使い方・メリット・デメリットについてご紹介しました。全体的にメリットがたくさんの非常に便利なものとなっています。
あなたが、
- 直前にならないとフライトの予定が立たない
- SFC修行を国内線でやる予定の方
- もしかしたら変更、キャンセルの可能性もある方
- 土・日・祝日・繁忙期の予約をおさえたい
- プレミアムクラスの予約を取りたい方
などの条件に合う方はぜひ株主優待割引を利用してみましょう!
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